誰と付き合うか。
経営者とのネットワーキングを本格化して、もう7年ほどになる。
それまでもIT関係の事業をしていたので経営者団体との付き合いがなかったわけでもないが、こういうものは、どのような人から誘われるかで印象が変わる。
それまでは、ちょっと距離を置いていた。
2011年に大阪のベッドタウンでコーヒーの専門店を始めたときは、地域で生きるということが当面の命題になったので、その地の商工会議所に入会した。
年齢的に40代ということもあり、自然と青年部に所属することになった。
入会して数カ月で理事を務めることになり、その後2年半ほどは任期を全うした。
自分自身の事業との折り合いをつけることが難しく、青年部は退会することとなった。
それと並行して、BNIのメンバーにもなった。その地で初めてできるチャプターの立ち上げから参加し、これは性分に合っていたが、自身の店舗が立ち退きになる計画が持ち上がっていたため、そちらも2年間皆勤したところで、熟慮の末メンバーシップを更新しないことにした。
その後は地域の商店会活動に参加し、商業連盟の青年部活動にも関わることになった。
店舗の立ち退きによる廃業とともに、一時的に北海道に移住することになったため、そちらも任期の途中だったが、心苦しくも離脱することになった。
この間、経営者との交流が爆発的に増えたが、多くの場合私自身が事業を変え場所を変えると、ほとんどコンタクトがなくなる。SNS、主にFacebookで偶然見かけたときに近況を知ることはあるが、SNSのアルゴリズムに任せていると余計に今コンタクトのある人しか見えなくなる。
そんな中でも、職業的な接点や物理的な距離に関係なく、長年お付き合いが続く経営者
はいる。
また、普段のコンタクトがなくとも、信頼関係の続く人というものも。
今日はそんなおひとりとのお付き合いから、私自身の人生計画に必要なルートにたどり着いた。
今後5年間で準備し取り組む予定だったものが、少し早まるかもしれない。
はやり、誰と付き合うか、につきる。
帰宅すると、いつもお世話になっている清久隆幸さんの本がAmazonから届いていた。
期待通りの内容で、読み応えがあります。
そもそも同じ団体で活動しているし、セミナー等で何度かお話を聞いているので少しは知っているエピソードもありましたが、それはほんのさわりの部分だけでした。
あとがきが良かったな。
清久隆幸さんは京都と滋賀で活躍されている経営者。
株式会社フルハウス 代表取締役。賃貸専門の不動産会社を営みながら、
経営者の交流会&セミナー「京都TTP大学」を主催されている。
なおかつ朝のビジネス交流会BNIのディレクター。
そして京都市西倫理法人会では第5代会長。
黙々と結果を出す、かっこいい男です。